■ 精油 とは?
ここでは「精油」についてお話しをします。
アロマテラピーは精油を使って行う療法のことをいいますね。
精油は「人の体や心に何かしらの有用な作用をもたらす成分を含む植物」から抽出した100%純粋なオイルのことをいいます。
精油こそが、アロマテラピーの中心となります。
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アロマテラピーとは精油を使って行う療法のことです。
□ きちんとした精油を撰ぶポイント
・精油の成分は100%天然であること。
・原料となる植物が有機農法で作られていること。
・精油の入るビンは、光を通しにくい遮光ビンに入っていること。
・原料植物の学名や抽出される部位・方法・原産国が明記されていること。
などを基準として撰んでください。
多くの種類がある精油を撰ぶ前の注意点として。
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□ 精油の扱いかた
精油は正しく計量を行い、希釈(薄める)して使用します。
【 計量 】
料理や市販の薬などでも、使用に際しては計量したり○○個や袋で量を表します。精油も同じく、計量を行いながら使用します。
◆ドロッパーという専用の器具を使い計量します。 1滴→0.05ml
◆ドロッパーが無いときは、精油をボトルから落とす際に絞る感じで「キュッ」と落とします。
【 希釈 】
精油の成分は非常に凝縮されており作用がとても強力です。高濃度のものを使用すれば、より効果が得られるなんてことはありません。使用の際には希釈して使用します。基本的にはキャリアオイルなどで1%以内の濃度に希釈して使用します。
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□ 精油を扱う際の注意点
精油は香りや肌から体内へ入って行きます。その後、身体で様々な作用をすることを考えると、自分に適した精油を選ぶのは当然です。
良い効果を得るために、精油の取り扱いはルールに沿いながら注意をお願いいたします。
・精油は正しく計量して使いましょう。
・精油の成分は非常に凝縮されており作用が強力です。使用の際には希釈(薄める)て使用します。
・紫外線に反応する精油は日中の使用で注意してください。(かゆみやしみの原因になります。)
・精油の飲用は避けてください。
・ボトルの開封後は早めに使いきってください。(おおよそ1年以内、カンキツ系は半年が目安)
・個人差で肌に合わない場合があります。二の腕の内側などでパッチテストを行って調べましょう。
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□ パッチテスト
精油が肌に合うかをパッチテストで調べるのが間違いありません。習慣的にパッチテストをするクセを付けておくと良いです。
【パッチテストの方法】
二の腕の内側に精油を少し付けて反応を確かめます。
反応を確認するために、テストの部分は洗い流さないで1〜2日様子を見ましょう。赤みやはれ・かゆみが出ましたら、精油が肌に何らかの刺激を与えていることが考えられます。添付するような使い方は避けましょう。
精油は本当に安全な精油を正しく使うのが絶対の条件となります。小さなお子様や妊娠中の使用には特に注意を払って取り扱いましょう。
アロマテラピーが原因となって問題があった時には、精油をすぐに洗い流して専門医に相談してください。
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□ 精油の保管の方法
精油はとてもデリケートな性質がありますので、保管にも注意が必要です。
・日光や熱などで変質しやすいので冷暗所(冷蔵庫など)で保管。
・開封後はビンのフタをしっかりと閉めましょう。
・精油の大部分の種類は空気に触れると劣化します。早めに使い切りましょう。
・湿気や熱にも弱いので、バスルームなどでの保管も適しません。
精油の状態が心配なときには、精油を1滴たらしてみて臭いを嗅いでみると良いです。「香りが少し変わってきているな」と感じたら肌への使用は避けて、アロマポットなどで使いきりましょう。
キャリアオイルなどとブレンドしたものはさらに変質が早いので、遮光ビンなどへ入れて冷蔵庫などで保管してください。ミストやローション系は約2週間で、クリーム系は3ヶ月程度で使い切ります。
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精油はきちんとしたものを撰ぶこと。精油の成分は非常に凝縮されており作用がとても強力なので、キャリアオイルなどで希釈(薄める)しながら計量して使います。精油を肌へ直接付ける場合は、事前にパッチテストで肌への反応を確認する必要があります。
精油はデリケートなものですから、保管にもフタをしっかり閉めて、冷蔵庫などの冷暗所で保管しましょう。開封後は早めの使用を心がけて、約1年で使いきるのが必要。キャリアオイルなどでブレンドしたものはもっと早く使いきらないとなりませんよ。
やっぱり精油はアロマテラピーの大御所だけありますね。でも、ルールを守って使用すれば良いのですから。精油の取り扱いには十分に注意しましょうね。
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