■ 花粉症で目がかゆい。鼻もムズムズする。
春になったとたんに目のかゆみや鼻水、鼻づまりが起こり、頭がボーッと重くなる、やる気もなくなって・・・と不快な症状が波のように押し寄せてくる花粉症。
抗アレルギーや炎症を抑える作用のある精油や、長期的な症状で弱まった抵抗力を助ける精油を上手に使った方法が効果的です。
カップに精油をたらしたり、マスクにしのばせてじっくり吸い込んだり、特製のマッサージオイルをつくって胸部をマッサージして、
花粉に負けない体を作りましょう。
この悩みに威力を発揮する精油
【 ティートリー , ペパーミント , アトラスシダーウッド , ジャーマンカモミール ,
ユーカリ 】
1.湯を入れたマグカップに精油を落とし、吸う
ティートリー3滴 + ペパーミント1滴
口の広いマグカップに熱めの湯を8分目まで入れて精油を落としてから、カップを手にもち、頭の下にくるようにして、鼻と口の両方から湯気をゆっくりと吸います。メントールなどのスーッとする香りの成分で、不快な鼻づまりが解消し、目のかゆみが軽減するのみうれしいところ。湯がぬるくなって、蒸気が出なくなるまで、じっくり行うのがおすすめです。目への刺激を避けるため、まぶたは閉じて。
2.マッサージオイルをつくり、胸部をマッサージする
アトラスシダーウッド3滴 + ジャーマンカモミール1滴
キャリアオイル20mlをビンに入れて、肌にやさしく、アトピーなどにもいいアトラスシダーウッドとアレルギーと炎症を抑えるジャーマンカモミールの精油を落とし、よく振り混ぜてマッサージオイルに。これを手のひらに500円玉大たらして両手で温め、まず胸部に両手でくるくると塗ります。それから左右の手を交互に使って下から上へすり上げるようにして、マッサージしましょう。これは、花粉が気になる季節には、できれば毎日根気よく続けたい方法。
花粉症の症状が出る前の予防策としてもおすすめです。
3.コットンに含ませてから、マスクにしのばせる
ユーカリ1滴
痰(たん)や鼻水を取り除く去痰(きょたん)作用や、抗アレルギー作用をもち、鼻やのどをスッキリとさせてくれるユーカリの精油。これを、コットンに1滴含ませて、さらにマスクのポケットの中にしのばせます。多くつけすぎると香りも刺激も強すぎるので、一度に使う精油の量は1滴だけに。
また、再度加えて、じっくりと効果を持続させてください。精油はティートリーを使っても○。
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